Amimoto|サービスサイト デザインリニューアル制作事例

Amimoto|サービスサイトリニューアル プロジェクトインタビュー

株式会社デジタルキューブが提供しているホスティングサービス「Amimoto」は、これまでの安定した運用実績と AWS × WordPress の専門性をより分かりやすく伝え、ユーザーの意思決定を支援することを目的に、公式サイトを刷新いたしました。
そのデザインリニューアルプロジェクトを推進したデジタルキューブのデザインチームにインタビューを行いました。

Project Members

デザインチーム
・タツロウ(UIデザイナー / プロジェクトリーダー)
・ナミ(UIデザイナー / グランドデザイン担当)
・ミユ(UIデザイナー / アシスタント)
・モエノ(UIデザイナー / プロトタイプ設定・動作チェック担当)

プロジェクト概要

  • ユーザー分析・ペルソナ設定
  • 情報設計
  • UIデザイン
  • プロトタイプ作成
  • 実装

サイト老朽化とコンテンツ増加への対応

今回のリニューアルの背景について教えてください。

前回のサイトリニューアルから7年が経過し、様々な課題が顕在化していました。コンテンツの増加に伴い階層構造が複雑化し、ユーザビリティの低下が課題となっていました。また、Amimoto の12年間の安定した運用実績と AWS × WordPress における専門性を、より効果的に伝えたいという思いがありました。

古いAmimotoのサイト画面
【旧サイト】Amimoto では何ができるのか、「機能」が押し出されていた。

このプロジェクトでは、デザインチームを中心としながらも、セールス、カスタマーサポート、エンジニアリングなど、社内の様々な専門知識を結集させました。特徴的だったのは、従来のディレクター主導ではなく、デザインチーム主導でプロジェクトを推進したことです。

新しいAmimotoサイトデザイン
【新サイト】想定される「課題」をわかりやすく提示している。

体系的なユーザー理解からはじめたリニューアル

どのような方針でリニューアルを進めましたか?

プロジェクトの成功には、社内の様々な知見を結集することが不可欠だと考えました。そこで、プロジェクト開始時に合宿を実施し、各部門の専門的な視点を集約。この取り組みが、プロジェクト全体の方向性を定める重要な基盤となりました。

デザインアプローチとして、ユーザーの行動分析から本質的なニーズを導き出す手法を採用しました。具体的には、既存ユーザーの行動や意見を細かく分解し、その背景にある真の課題や価値を体系的に整理していきました。この過程で得られた知見を基に、具体的なペルソナとユーザージャーニーマップを作成し、チーム全体で共通認識を形成することができました。

具体的にどのように分析を進めましたか?

まず、ユーザーインタビューの記録を詳細に分析し、具体的な行動や発言を個別の要素に分解しました。それらを付箋に書き出し、似た傾向のものをグループ化。その過程で、表面的な要望の背後にある本質的なニーズが見えてきました。

既存顧客のインタビューから価値を抽出し、分類・関連付けを行った。

この作業を通じて、例えば「管理画面の使いやすさ」という要望の背景には、「運用負担の軽減」や「チームでの効率的な作業」という本質的な価値があることが分かりました。これらの発見が、新しいサイト構造の設計に大きく影響しています。

サイトのゴールも明確にしました。オンライン個別相談会への誘導、お問い合わせフォームへの誘導、資料ダウンロードの促進など、ユーザーに取ってほしいアクションを明確にし、サイト全体でそれを支援する構成にしました。

CTAの遷移を促すリンクの画面
【新サイト】各ページの下部には次のアクションを想定したリンクを設置し、ユーザーの自然な行動フローを支援。

社内連携において工夫した点を教えてください。

カスタマーサポートとセールスの知見を積極的に取り入れました。例えば、カスタマーサポートチームと協働で「よくある質問」や保守内容のドキュメントを作成し、ユーザーにとって必要な情報を的確に提供できる構成を実現しました。

エンジニアリングチームとは、開発開始前にオンラインミーティングを実施し、デザインの意図や操作性について詳細な共有を行いました。この取り組みにより、効率的な開発プロセスを実現できました。

新しいデザインアプローチへの挑戦

プロジェクトを通じての成果をお聞かせください。

先述のユーザー分析は、私たちにとって新しい挑戦でしたが、これにより得られた知見は、より良いユーザー体験の実現に大きく貢献しました。また、この手法をチーム全体で実践することで、デザインチームとしての成長も実感できました。

約半年のプロジェクト期間を通じて、徹底的な議論と検討を重ねましたが、特に合宿を通じて全員で同じビジョンを共有できたことは、大きな成果でした。

また、Figjam を活用したプロジェクト記録は、私たちの重要な資産となりました。議論の過程、アイデアの展開、フィードバックなど、全ての記録が今後の開発プロジェクトにも活かせる貴重な知見として蓄積されています。

プロトタイプへのフィードバック画像
色のついた付箋はすべてプロトタイプに対するフィードバック

詳しいインタビューをデジタルキューブ公式 note で公開しています。

よろしければこちらもご覧ください。
https://note.com/digitalcube/n/nd857c7669da8

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