情報設計
情報設計の重要性
情報の適切な整理と配置は、Web サイトの使いやすさを左右する重要な要素です。優れた情報設計を行うことで、大きな価値が生まれます。

- ユーザー体験の最適化
- ユーザーが求める情報への迅速なアクセスを実現
- コンテンツの理解しやすさを向上
- ストレスフリーな操作性による離脱率の低下
- リピーターの獲得につながる快適な利用体験
- 運用効率の向上
- 効率的な更新作業の実現
- ミスの低減とチーム内での認識統一
- 検索エンジンからの評価向上
- 持続可能な運用体制の構築
- ビジネス成果の創出
- お問い合わせや資料請求の増加
- コンバージョン率の改善
- 売上向上への直接的な貢献
このように、優れた情報設計は、ユーザー満足度の向上、運用効率の改善、そしてビジネスの成長を支える重要な基盤です。
実施内容
Implementation details
サイト全体の構造を設計
サイトすべての見取り図となるサイトマップを作成します。トップページから各ページまでの階層構造を整理し、ユーザーが迷わず目的のページにたどり着けるよう設計します。また、「company」「service」といった URL の付け方のルールを決め、将来的な拡張にも対応できる構造を考えます。さらに、サービスや事例紹介といったコンテンツを分かりやすく分類し、ページ同士の関連性も整理します。
ナビゲーションを設計
ユーザーがサイト内を快適に移動できるよう、効果的なナビゲーションを設計します。サイトの主要なカテゴリーを並べたメインメニューと、その下に表示される詳細なサブメニューの構成を決めます。また、現在地を示すパンくずリストや、目的のページをすぐに見つけられる検索機能など、ユーザーの行動をサポートする仕組みを設計します。
コンテンツを設計
Google などの検索エンジンで上位表示されるよう、SEO を意識したページ構成を考えます。重要なキーワードの配置や、タイトルの付け方など、検索エンジン対策の基準を定めます。また、文章の書き方や言葉の統一ルール、ページの説明文(メタ情報)の書き方なども決めます。これらの方針に基づき、各ページの具体的なレイアウトを示すワイヤーフレームを作成します。ヘッダーやメニュー、メインコンテンツなど、情報の配置を視覚的に整理することで、制作の指針を明確にします。さらに、誰がどのようなときに情報を更新するのかといった、運用面でのルールも設定します。
成果物
Deliverables
サイトマップ
- サイト全体の構造図
- ページの階層関係
- コンテンツの分類
- 将来の拡張性への配慮
画面遷移図
- ユーザーの動線設計
- ページ間のつながり
- 状態の変化
- エラー時の対応
技術要件書
- ページごとの詳細
- 更新の頻度
- 管理者の役割
- 運用のルール
テキストガイドライン
- 文章の書き方
- SEO のポイント
- 表記の統一ルール
- 文体の指定
用語解説
Glossary
サイトマップ
Web サイトすべての構造を図で表したものです。例:トップページの下に「サービス」「会社案内」「お問い合わせ」があり、さらにその下に詳細ページがある、という関係が一目で分かります。新しいページを追加する際の指針にもなります。
ワイヤーフレーム
ページのレイアウトを示す設計図です。サイトのヘッダーにロゴとメニューを配置し、その下にメイン画像とテキストを配置するといった具合に、各要素をシンプルな四角や線で表現し要素の配置を決めます。
パンくずリスト
現在のページの位置を示す案内役です。例:「ホーム > サービス > Web サイト制作」のように、ユーザーの現在位置をサイト内で示し、目的のページへの行き来をスムーズにします。
まとめ
Summary
情報設計は、使いやすく管理しやすいサイトを作るための重要な工程です。ユーザーの行動パターンとビジネス目標の両方を考慮しながら、最適な構造を設計します。
この後は、設計した情報構造をもとに、UI デザインとプロトタイピングのフェーズに進みます。見た目の美しさと使いやすさを兼ね備えたインターフェースを作ります。
具体的な進め方や事例について、ご相談をお待ちしています。サイトの規模や目的に合わせて、最適な情報設計をご提案します。
お客さまごとに個別にお見積もりしていますので、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問
FAQ
情報設計について
デザインの方向性は、ペルソナ分析による利用者の特性や行動パターンの理解、KPIに基づく具体的な数値目標の設定、ブランドの価値観や市場でのポジショニングといった分析など、お客様との綿密な対話を通じて、ユーザーニーズとビジネス目標を両立させる最適なデザインソリューションとして決定します。
ユーザーリサーチより現状分析を行い、プロジェクト準備・計画を経て、サイトの場設計を実施した後、UI 設計・プロトタイプとなるデザインを作成します。ワイヤーフレームから都度お客様にご確認いただき細やかなフィードバックを反映します。
デザインの修正対応は2回までの対応となります。ユーザーリサーチ、プロジェクト準備・計画時に定めていなかった新機能の追記等は別途お見積り対応とさせていただきます。
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